舌を見て身体の状態を観察する
- 翡翠 はりきゅう
- 2023年2月27日
- 読了時間: 2分
東洋医学には、舌(した・べろ)を診ると書いて「舌診」(ぜっしん
)という方法があります。
普段、自分の舌を見ることってありますか?
ふつうあまり気にしませんよね
でも舌を毎日観察していると、日々変化があり、おもしろいです。
また、家族や友人と比べてみたりしてみても、違いがあっておもしろいです
舌を見せるのって、ちょっと恥ずかしいですが、身体の状態を観察するには手軽にできて、一目瞭然なのでおすすめです。

舌の状態
○ 色:薄ピンク色が健康的な舌の色です。
→それより赤みが強い場合は、熱がこもってる
→それより白い場合は、体が冷えてる
○舌が乾いてる→潤い不足
○舌を出すと、唾が垂れる→食べ過ぎor飲み過ぎ
○舌の側面が凸凹してる→体がむくんでる、舌が浮腫んでいるために歯形がついている
○舌の苔(舌の表面に付着しているもの)
苔が分厚い→湿濁
苔が全くない→熱が強い
苔の色が黄色い→熱がこもってる
○舌に細かいスジが入ってる(亀裂)→疲労、体が弱ってる
○舌の裏の血管の状態
色が暗い、血管が太い→血お(血がドロドロで滞りがち)
「舌診」で画像検索すると、いろんな人の舌が出てきて、健康な状態から病的な舌まで見ることができます。
舌を観察して、今日は舌が白っぽいから、体が冷えているのかも
・舌の側面がガタガタしてるから、身体が浮腫んでいるのかも
・舌が乾いてるから、水分補給をこまめにしよう
・舌の苔が分厚いから、あっさりしたものを食べるようにして運動しよう
・舌に細かい筋が入ってるから、疲れが溜まっているのかも
などと簡単にいうと、このようなことがわかってきます。
歯磨きのついでに、ご自身の舌を観察してみてくださいね!

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