神経が再生！？神経が損傷した場合の最先端治療法

手根管症候群など、手や足の神経が損傷した場合の新たな治療法が発表されたのでシェアします。

「神経再生技術」

京都大学医学部附属病院とサイフューズという会社が4月24日に発表

「末梢神経損傷に対する新しい治療法としてバイオ3D プリンタを用いた 神経再生技術の開発に世界で初めて成功しました。」

あらかじめ採取した患者さんの細胞を培養して、神経の導管を作って、それを移植するという技術だそう！

導管とは神経と神経を繋ぐ伝導性の管のようなもの（簡単にいうと電気のコンセントみたいなものですね）

指や手首の神経を損傷した患者さまの細胞を約２ヶ月間培養して、神経導管を作成し、移植した。

１年間経過観察した結果、３人中３人とも手の知覚神経が回復したとのこと。

素晴らしいですね！技術の進歩🤩

実用化されるのはいつかはまだわかりませんが、今後神経が切れたとしてもこの方法で繋げることが可能になるわけですね。

当院にも手根管症候群でお悩みの患者さまが来られます。

手根管症候群は更年期以降の女性によく見られる症状のひとつです。

女性ホルモンの分泌が更年期によって減少することから起こる場合、手首だけ施術してもなかなかよくはなりません。

痛みがひどい場合は、手術を勧められますし、ホルモン療法などで症状が緩和することがあります。

鍼灸でお身体の調整を行うことで、ケアしていくこともできますので、お悩みの方はご相談ください。